2012年3月4日日曜日

祈り

今日もお客様からのオーダーのメッセージに涙を流しながらの梱包作業でした。本当に温かいお客様に日々 感謝しております。本当ならば今すぐ会いに言ってしっかりとおれい言いたい位なんです。なのでいつも入れるお礼のお手紙を同封しております。足りない頭をフル回転させて書いております。今はこんな形でしかお礼を伝えることしかできませんが、しっかりと言いたい一人 一人と向き合い書いております。

鹿児島で仲間7人で今の福島の状況を考えながら呑んで泣いてしまった方もいたとのメッセージ。本当に心が打たれてしまいました。遠い地でそんな風に考えていてくださる方が居るんだと思うと…もう。その気持ちだけで充分ピリピリしている感情が穏やかになっていきます。
今年は何処の酒蔵も大変な仕込みだった。田植えから始まり、稲刈り、収穫された酒米の厳しい検査、何時もの年とは全く違う感情。心情を察しただけでもかなりのストレスや不安を抱えていたのではと思います。そして、何時もの酒造りの寒さに耐えて造り上げたお酒たち。何処の酒蔵のお酒、一本
一本に愛情が溢れてきます。そのお酒たちを心優しい方々からのオーダー。放射能の影響はなんて今までだれ一人として聞いてきた事はなかった。
蔵元も忙しいなかあちらこちらに出向いて安全のPRをして下さったお陰です。必死で造ったお酒を適当に売れればいいやなんて私達 植木屋はできません。だから、裏表なくしっかりと酒屋の仕事をさせてもらってます。
だからいつもお月様に祈ります。會津のお酒を選んでくれたお客様全ての方に笑顔が増えます様にと。

私は正々堂々と酒屋をそして蔵元の思いを、蔵元が伝えられないお礼を代弁していきたいそう思っております。

全ての日本酒好き、會津好き、福島が好きな方々に心からありがとうございます。