2011年8月8日月曜日

金山町

日曜日のお休みは金山町へ行って参りました。父が木材業をしていた事もあり小さな頃から自然と触れ合う事が多かった。私が落ち込んでいる姿を見た母が「そんなクヨクヨしてないで山の空気を吸いに行こう!元気をもらえるよ!」と親子3人で山へ行っていた事もありました。震災後も気持ちが沈みがちで毎週の様に金山町の手前の三島町へ行っていました。畑や田圃で腰の曲がったじいちゃん、ばあちゃん達。街場のじいちゃん、ばあちゃんよりも笑顔が美しい。見えるもの全てが美しい。
そんな美しい町が7月末の大豪雨で被災してしまいました。写真では伝えきれないくらい水害の爪痕。川沿いの道はここまで水がきたのかと驚くくらいでした。
ボランティアで伺った家の方は当日は非難をしてトンネルの中で一晩過ごしたと言っておられました。
一階の半分は泥水が入ってきたそうです。畑も泥に埋まっていました。床を剥がして泥だしをしてきました。早く出さなきゃ…。元の生活を早く取り戻さなきゃ…。お盆に間に合う様に…。そんな気持ちがグルグルと…。お手伝い出来る時間は少なかったけどスコップ一つ分でもいいからなんとかしたかったから。日々、自分の事で精一杯だけど今まで沢山の元気を貰ってきた山々に住む人達の為に微力ではあるけど恩返しをしたかった。

また行くからね。

目の当たりにするだけでどんなに怖かったか…。そして、余りにも凄すぎて涙も言葉も出ないです。

帰りに毎日の事は、いったん忘れてというポスターを見てなんか通じていたのかな?と…。


毎日の事は、いったん忘れて只見や金山町へいける方がいましたら 手を貸して下さい。まだまだ人出が足りないです。心からお願い致します。